2020年11月26日木曜日

今度はこれを

JA22の修理はまだ続く・・・

今度はエンジンとトランスファのラバーマウントを交換してみる。

左右のエンジンマウントは左側が外すのが厄介だ。ターボや配管がブロック側のマウントベースを外すのを難しくしている。

左側は一か所の配管を外すとブロック側のマウントベースから切り離せるので、エンジンを吊って上から取り外す事にした。

左右のマウントが外せた。ブロック側のベースは残して、マウントと車体側のベースと合わせて取り外した。マウントは左右共通だが、車体側のベースは形状がほとんど同じだが左右の指定があった。(L・Rの刻印がある)


左右のラバーマウントは切れている様な事もなく、見た目はそれほどひどくなさそう・・・だが、新品と比べるとゴムの弾力は衰えている。特に左側はかなり硬くなっていた。排気熱の影響なのかもしれない。

後ろ側(ミッション後端)は手で持ち上げて簡単に脱着できた。これも結構ヘタってそうだ。
トランスファのマウントも、一つづつ手で持ち上げてやれば脱着できる。

こっちはそれほどヘタっていなかったみたいだ。

今回交換した部品。

左右のエンジンマウントの脱着が面倒だったな・・・
図面上だとこうなっている。

交換したら振動が少なくなった。やった甲斐はあったw

トランスファのマウントは微妙だったが、年数と走行距離から考えたら交換して正解だったと思う。


近くの河原で水遊びをしてたので、念のためデフオイルを点検したら、フロントがカフェオレ状態になってた・・・orz

ブリーザーにチューブ付けて高い位置に変えとかないといけないな・・・

近くの河原はなかなか遊べるところがあって面白い。

ボロだから惜しげもなく使えるのがいいw


リアルミニ四駆みたいなガチ勢のジムニー乗りが来てたりして面白い。

ガチ勢の人達と話していると「これから改造するの?」と言われるが、ヘタレなのであとはタイヤを交換するぐらいにしておこうw
 

2020年11月19日木曜日

覚書

 

スズキのサービスマニュアルを眺めてて見つけた。
ロアアームやタイロッドエンドのボールジョイントに使うグリスは何がいいのかと、以前から探していた。
この部分はブーツがゴムなので、ゴムに影響のないグリスを使わなければいけない。
いいものが見つからなかったので、仕方なくこの部分にはベアリングなどに使うMPグリスを使っていた。しかしどうも物によってはゴムに影響があるみたいだった。
スズキのマニュアルにある99000-250110ってのはスズキスーパーグリスAってものらしい。
試しに取り寄せてみた。450g入りで定価は600円ほど。

何の事はない極普通のリチウム石鹸グリスの様だ。
スズキはブーツの部品設定があってグリスが少量付属しているのだが、それに入ってるのがこのグリスなんだろうか?・・・似ている気もするが、ちょっと違う気もする。
とりあえず指定されているのなら、ゴムには大丈夫なのだろう。
他社のブーツはグリスが付属していないことが多い。そもそもブーツだけの部品設定がない場合もあって、社外品を使う事も多いのだが、これもグリスは付いていない。
今度からこれを使ってみよう・・・

2020年11月7日土曜日

ボールナットの調整

今日もJA22Wは続く。昨日はステアリングのゴムのジョイントを交換したが、次に気になるのはボールナットのバックラッシュだ。それほど大きい感じはしないが、調整してどう変わるのか見てみたい。


 ステアリングシャフトを手で動かしながら感触を確かめつつ、バックラッシュ調整のネジを回してみる。締めこむとバックラッシュは小さくなる。

やはり思ったほどはバックラッシュは大きくなっていなかったが、僅かに詰めてみた。この辺の調整は微妙で、バックラッシュが小さくなりすぎてもいけない。

調整後乗ってみたが、変わったかどうかは今一分からなかった。ゴムのジョイントの方が効果は大きかった。

しかしこんなの調整するのはSJ30乗ってた頃以来かも・・・と思ったが、空冷ビートルでもやった事あったっけなw

2020年11月6日金曜日

修理は続く・・・

ネタもないのでジムニーの修理日記になりつつあるが、今度はデスビのオイル漏れ。

滲んでる程度だが、気になるのでOリングを交換する事にした。前回エンジンオーバーホールから7年経つので、漏れてもしかたがないか・・・


しかし外してみたらOリングではなく、どうも中のベアリングから滲んでるみたいだ・・・

JA22Wのデスビはさすがに内部の部品設定はないらしい。Assyで4万円ちょっとするとの事。

ベアリングはNSKの6000DUが付いていた。内径Φ10㎜の外形Φ26㎜だった。両側接触ゴムシールのタイプの様だ。

着いてたOリングはまだ硬くなっていないし、周りにオイルの漏れた跡もなかった。中のベアリングのシールが駄目になってるのは間違いなさそうだ。

とりあえずダダ漏れでないから様子を見よう。分解できそうな構造だから、暇なときでもベアリングを交換してみるか・・・


ついでで前にコメントで教えてもらった、ステアリングシャフトとボールナットの間に付いてるゴム製のジョイントを交換してみる。

見た目はそれ程ガタがないのだが、大した値段(200円ちょい)でないので試しにやってみよう。


左が新品で右が外した物。ひび割れて大分ヘタってもいる。

はたして交換してどうなんだ?・・・と思ったが、乗ってみると僅かにステアリングの遊びが減ってハンドリングがよくなった。それと同時に路面からの振動を多く拾う様になった気がする。それだけヘタってったって事か・・・

さすがに24年と18万Km近くもなればヘタるのも当たり前だなw


2020年11月1日日曜日

これ以上腐らない様に・・・

色々いじってる自分で使ってるJA22Wのジムニー。気になってたシフトノブのグラグラは何の事はない、ノブ位置決めのボルトが緩んでいるだけだったw
あまり気にしてなかったのだが、クイックシフトが組み込まれていた。シフトの操作が妙に力がいるなと思ってはいたが、そんなものが付いていたとは・・・
ボルトを締め込んだらグラグラがなくなり、気持ちよくシフトできるようになった。もっと早く気が付けばよかったw


次に直さないといけないのはマフラーだ。
中間マフラー(触媒)の2本あるステーは錆びて切れてしまっていた。針金で巻いて落ちない様にしていたが、リアマフラーの太鼓に亀裂が入って抜けそうだった。

鉄板曲げてステーを作るのも面倒だ。フラットバーだけでは折れちゃうだろうし・・・
どうするかと思ったが、ジャンクのマフラーのステーを利用する事にした。

2個用意してパイプの部分を開いて熔接する事にした。

錆び落とすの適当にやったら、えらい熔接しにくかった・・・ものぐさしてはいけないなw

もう一個も付ける。

触媒なのでこれが駄目になると高くつく。これ以上錆びない様に耐熱塗料を吹いておく。

次はリアマフラー。
プラプラしてたから、太鼓の入り口が割れてしまった・・・

熔接してみたが、大分薄くなっていて所々溶け落ちてしまって難儀した。
なんとか熔接できた・・・

しかし太鼓の上のステーはボロボロだ・・・

マフラーエンドのステーも、今にももげてしまいそう・・・
リアマフラーは太鼓の中身もグズグズになってそう。
ステー直しても多分そのうち駄目になるだろう。とりあえずこのまま使って、そのうち交換する事にした。

マフラー組んで、ついででこれ以上錆びない様に、下廻りをシャシブラック吹いて黒塗りした。
景気よく黒塗りしたw
本当なら防錆用のちゃんとしたものを塗った方がいいのだろうが、定期的にシャシブラック吹いておけばいいか・・・安上がりだしなw

なんだかんだ結構手間が掛かってしまった。
普段の足代わりにと思ったJA22Wだったが、使ってみると案外面白いクルマだ。
実はこのジムニーは以前にエンジンをOHしたクルマだった。だから中身までよく知っているので、なんとなく愛着がある。
空冷ビートルとどちらがセカンドカーなのか分からないが、これも長く楽しめそうだw