お客さんが中古で買ってきたのだが、ラジエター液が噴き出でしまう。どうもヘッドガスケットが抜けてる様だ・・・
しかし後ろにエンジンがあって、冷却水の経路が長く複雑なので、ある程度仕方がないところがあるのかもしれない。
燃焼室の状態も悪くない。
バルブステムシールの状態もよさそうだ。
本当ならバラしてきれいにしたいところだが、今回は予算の都合でヘッドガスケットの交換だけにする。
ピストン、シリンダー、ともに状態はいい。オイル管理がよい見本の様なエンジンだ。ガスケットのカスを取るついでで、ヘッドは定盤で擦り合わせておく。
ブロックのガスケットのカスもきれいに取っておく。
ヘッド組んで、ついででバルブクリアランスを調整して、タイミングベルトも交換して出来上がり・・・
ここに穴でもあいて冷却水が漏れてオーバーヒートでヘッドガスケットが抜けたのかもしれない。
このままでは心配なので交換する事になった。この配管、何本か束になって後ろのエンジンから前のラジエターへ伸びている。結構面倒な作業だった・・・まあ気が付いてよかったw
0 件のコメント:
コメントを投稿