2021年7月17日土曜日

JA22Wのクラッチ交換

自分の使ってるJA22Wのジムニーなのだが、トランスファから音が出てきた。どうもリア側のアウトプットシャフトから出てる様だ。

中開けてベアリングを交換すればいいのだが、トランスファ下ろしてしばらく動けなくなってしまうのも困る。そこでヤフオクで中古を手に入れた。送料入れても7千円程度ならよかろうw


中古なので詳細は分からない。見た感じ分解した形跡はないのだが、リア側のアウトプットフランジのロックナットが手で動くほどに緩んでいた。かしめてあったから抜けなかったが、やばいよなw

ロックナットの状態からして製造時の物に見える。なんでこんなところが緩むかな・・・


これはJB23の図だが、アウトプットフランジはシャフトのベアリングのインナレースに接触して留まっている。何処かが摩耗して緩んだのか?・・・

とりあえずしばらく使えればいいから、ロックナットを交換して締め直した。

トランスファ下ろすついでで、クラッチも交換する事にした。18万kmになるが、最近ギヤの入りが悪くなってた。約11万㎞の時に交換してたらしいが、今やっておけば今後安心であろう・・・


トランスファ下ろすには室内の内貼りを剝がさないといけない。面倒だが座席を外した。

載っていたトランスファはよく見たらインプットフランジのロックナットが同じ様に緩んでいた。この手のは緩みやすいものなのか?・・・中古のトランスファは念のためインプットとフロント側アウトプットのフランジのロックナットも交換しておいた。


クラッチはそれなりに減ってはいたが、そんなに酷くはなかった・・・












ついでなので、フライホイール外してクランクのリアシールを交換する。

以前エンジンをオーバーホールした時は、この部分は手付かずだったので、これで一安心w



フライホイールはきれいに洗っておくw


パイロットベアリングも入れ替えてフライホイールを取り付ける。

クランクリア側のフランジ径が大きくなってる新規格のK6は、フライホイールのボルトの締め付けトルクは60Nmだが、旧規格の径の小さいK6は42Nmになってるそうだ。うっかり60Nmで締めそうになったが、調べてよかったw


ディスクやプレートの減りはあまり酷くなかったが、ダイヤフラムの先端はえらく減ってた。


センター出してディスクとカバーを取り付ける。


クラッチケーブルも交換しようとしたら、この部品も付いてきた。同時交換推奨との事・・・念のため交換しとこうw

この頃のレリーズレバーはこんな構造になってるんだな・・・
レバーのシャフトはベルハウジングにブッシュを介して刺さってるが、ブッシュが大分摩耗していた。交換したいところだったが、構造が厄介なのでグリスを注入して誤魔化した。そのうちミッションをオーバーホールする様な事がある時にやろう・・・

トランスミッション乗っかった。トランスファがある分、軽トラなんかよりちょっと手間が掛かる・・・
まあそれでもミッションジャッキなくても、手で持って作業できる重さだから楽だけどw

交換した部品一式。
トランスファの唸る音はなくなったし、ギヤの入りもよくなった。


クラッチ交換中に気がついた。
右前のキャリパが固着してた・・・orz
キャリパ本体は問題なかったが、ピストンは錆びてピンホールになってたので交換した。シールとブーツが付いて一式2千円しない。

ピストン径は約51㎜だった。これアームのブッシュ交換に使える。今後そんな作業をやるかどうかは分からないが、折角だから取っておこうw
 

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