このクラスのトラックは中古でもなかなか出物は少ない。程度の良い物となると安くは買えない。仕方がないので修理する事になった。
本当ならエンジンを降ろしてやりたいところだが、さすがに軽自動車の様にはいかない・・・タイミングベルトなので、ブロックは残してヘッドとオイルパンを剥ぐってやる事にした。
キャブが上がらないトラックなので、なかなか大変・・・
オイルが燃えてしまってる事もあって、燃焼室は堆積物でえらい事になってた。とくに4番(画の左)が酷い。
オイル消費の原因はバルブステムシールが劣化して、オイルを吸ってしまうからなんだな。
オイル管理が悪いとシールが吹き抜けガス成分やカーボンで痛んでしまう。
パッキンやオイルシールなんかも劣化するから、このクルマはあちこちからオイルがにじんでベトベトになっていた・・・
案外オイルさえ入っていれば摩耗はそれ程しないんだなw
この作業が一番大変だ・・・
バルブは洗浄液に漬けただけでは堆積物が落ちないので、ドリルに咥えて回して削り落とす。
それじゃしょうがねえな・・・
完全には取り切れないが、何もしないよりは全然マシだろう・・・w
EXバルブはシートの状態もよくなかったが、擦り合わせたらなんとかなった。
あんなフェースの削り方でも、案外なんとかなるもんだなw
折角馴染んでいるものを、無暗に交換しない方がいい。
途中のオイル管理が悪くオイルを食う様になってしまったが、スラッジの堆積はそれ程ひどくはなかった。
調子よく回る様になった。多分1馬力ぐらいは上がったんじゃないかなw
丈夫そうな作りのエンジンだから、もう20万kmぐらいは行けるかもしれない。
丈夫そうな作りのエンジンだから、もう20万kmぐらいは行けるかもしれない。
今度は大事に使ってもらおうw
そろそろ 5バルブエンジン やりますか?
返信削除猫野郎
時間もらえればやりますよw
削除