平成8年式で17万kmちょっと走っている。乗ってみるとなんだかフニャフニャして、ハンドルもプラプラと真直ぐ走らない・・・
知人の新しいジムニーは車高を上げたので、前輪アームの車軸の前側ブッシュをキャスター補正の偏心ブッシュに交換していて、抜いたブッシュを2個貰っていた。
これ使ってアームのブッシュを交換する事にした。
JA22Wはブッシュ単品の部品設定はないのだが、JB23からは単品で出るらしい。
今回は現行ジムニーから取ってみる事にした。
前後車体側 46213-77R00
前輪車軸側 46283-77R00
後輪車軸側 46282-77R00
となってるらしい。
50~51mm径のコマがあれば簡単なのだが、なかなかいい物がなくて苦労した。
スージースポーツのキットらしいので、通販で見つけて2個買った。
抜き取る前の片方を使って位置を割り出しておいた。
知人から貰ったブッシュは後ろ側に入れた。
後輪車軸側はスリットが入っていて、明らかに柔らかそうだ。
現行ジムニーを参考にしてみるが、そもそもアームの形状が違うのでどうなんだろか・・・
とりあえず左右で位置があってればよしとしようw
乗ってみて最初の出だしでフニャフニャ感がなくなったのに驚いた。
小刻みにハンドルを調整しないと直進しなかったのも収まって、ハンドルから手を放しても真直ぐ走る様になった。
ちっと面倒だったけどやってよかったw
ブッシュ交換お疲れ様です。ライブアクスルは、リーフスプリング、コイルリンクどちらも旧くなるとブッシュが傷みますね。古いジープはメタルブッシュにグリスアップでした。
返信削除車高を上げた場合のキャスター補正で偏心ブッシュは古くからあるのですが、ゴムの厚みが薄くてイマイチ保たないと思った二十世紀。今はどうなんでしょうか?ステアリングの戻りが悪いのも直進性が?なのもスズキにありがちでした。ライブアクスルのリンクは皆怪しいハンドリングだから消える訳ですね。ラテラルロッドがあっても普段から斜めだと宜しくないです。後のモデルのJB23からは良くなりましたし、乗り味も別物ですよ。JA22/JB31はリーフフレームベースですから、なんかチグハグでした。ついでに、キャスター補正の結果デフのクビが寝るのです。でも、ジムニーはリアシャフトが短いからまだ良いのですがランドクルーザーハチマルあたりはダブルカルダンでないと音が出たりとか。素ノーマルから手を入れるとイロイロとあるものですよ
以前JB23のお客さんが車高アップキットを持って来て付けた事ありましたが、その偏心ブッシュは外周の金属スリーブがない硬質ウレタン樹脂の様な物で、これで耐久性どうなんだろか?・・・と不思議に思った事ありますw
削除今回のJA22Wの偏心ブッシュは偏心量が小さくて、後ろ側も偏心ブッシュにしてもうちょっとキャスター付けた方がいいのかな?・・・なんて思ったのですが、確かにデフとプロペラシャフトの角度に問題でそうですね・・・結局これでよかったのかな。
最近現行ジムニーに試乗したのですが、さすがに乗り心地はいいですね。
昔の板バネの頃とは全く別物って感じですw
ご丁寧な返信ありがとうございます。
返信削除ウレタンブッシュは、変形しないので厳しそうですね。ジムニーならまだしも、サファリ/ランドクルーザー辺りは割れました。硬いのでシャッキリ感は抜群でしょうけど。
リーフスプリングの場合ウレタンの方がシャックルとの摩擦が少なく初期微動の吸収が良い、つまり乗り心地が良いと言うことがあります。余談ですが、2000年付近ブッシュの変形性の良さでカーボンゴムを使ったブッシュがありましたが、ブッシュアイとシャックルに強固に張り付き乗り心地を損なうモノでした。その頃の私は、ウレタンと純正ゴムのいいとこ取りで、テフロンシートとテフロンパイプで滑り性確保と言う事をしていました。(ブッシュは純正)
キャスター角はお時間があれば色々と試されても良いかもしれません。納得の行くハンドリングと性能を出せるのはラフなライブアクスルの美点でもあります。しかしながら、リーディング/トレーリングアームが素ノーマルでやや上向き(フレームピボットが下、アクスル側が上)のジオメトリは理由が有りまして、ジャダー及びトラクション対策でそうなっております。リフトアップ限度は、アームが水平まででしてそれ以上上げると、トラクションが逃げたりラテラルロッドが曲がったり、アームが折れたりとリンクサス特有の不具合が出ます。弄りも楽しく奥も深いです。
アームの角度はなるほどです。
返信削除バイクのスイングアームを思い出しましたw
ジムニーもいじりだすと面白そうですね。
でもきりがなさそうだから、沼にはまらない程度に楽しみたいですw