2023年6月3日土曜日

K6エンジンのテンショナープーリーのベアリング交換

スズキの縦型K6エンジンにはファンベルトの調整のプーリーが付いている。大抵10万Kⅿ超えるとグリスが切れてガラガラになってくる。
以前はこれのベアリングって交換できないものと思い込んでいたが、よくよく見てみたらベアリングの型番が書いてあって交換出来そうだ。
相当品のベアリングを買ってみて、ガラガラになったエブリイのプーリーを直してみる事にした。


スクラップのベアリングやキャリパのピストンを使ってベアリングを抜く。

バラせた。
今回はDA64のエブリイだが、JA22やJB23のジムニーも同じ構造で、使ってるベアリングも同じみたいだ。

新品のベアリング。
構造上仕方がないとはいえ、何故にこんなでっかいのを使うのか・・・周速が速くなって寿命には不利な気がする。
圧入する。
分解より組立の方が厄介だ。



使える物はなんでも使うw

出来上がり。

ベアリングの交換は厄介だが、部品代は安く済む。
ちなみにベアリングは1000円ちょい。
厳密に言うと自動車用のこの手に使うベアリングは、封入してあるグリスが特殊な場合があるらしい。汎用に売れれているベアリングで大丈夫なのかは、なんとも言えない。
もしかしたら寿命が短いかもしれない。純正のプーリーが1万円近い値段なので、分かっているならばこういうやり方もありだとは思う。
 

2 件のコメント:

  1. 早乙女梅子2023年6月7日 19:52

    テンショナーのベアリング打ち替えは、やってました。ウチは巨大なベンチバイスで抜いてました。ユニバーサルジョイントの抜き取り・圧入もこれで済ませました。
    さて、汎用品で問題無いかどうかですが、経験則では問題が起こった事有りませんでした。ワゴンRのリアハブベアリングも両シールドのしが売ってなかったので、片側のシールドをもいで使ってました。(グリスは指定品)。日本が誇る高精度ベアリングですから問題ないのでしょう。戦前のヒコーキのV12のニードルローラーベアリングと同じ会社ですが随分進歩したものです。

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  2. 小さいベアリングはよく交換するのですが、K6のこのベアリングが交換できる事は今回初めて知りました。
    ベアリングのグリスの話は、展示会でベアリングメーカーの人から聞きました。
    自動車用だと熱的に厳しい環境になるので、ちょっといいグレードのグリスを使っているのかもしれません。
    確かに実際問題汎用のベアリングを使っていても大きな問題はないので、差があるとしても僅かなものなのかもしれないですね。

    そういえばワゴンRのリアハブベアリングは外側のシールが無くて、いつも塵が入らないかと気になりますw
    年式によってはシールが付いているものもあったりと、不思議に思う事があります。
    外側にシールがないのは、熱持った時のグリスの吹き出し対策なのかな?なんて思っていますが、実際のところはどうなんでしょうね・・・

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