自分で使ってるJA22Wが車検だった。
整備のついででフロントショックのアッパーマウントに補強を入れる事にした。
ぐぐって見るとJA22Wはこの部分が破損しやすいらし。
補強はお盆型と平のワッシャ―で、お盆型の方をシャシのアッパーマウントの下側に入れて、平ワッシャーで挟む様にするらしい。ネットで2千円ほどだったが、何かの純正部品の流用なんだろか?
JA22Wのフロントショックはスプリングと一体にセットされているが、スプリングのアッパー側はシャシで別にマウントされてる。
この部分はショックに掛かった力だけ受け持っているはずだが、激しい使い方をしていると割れる事があるらしい。
リアのアームのマウントが折れた事があるので、やばそうなところは予め対策しておくw
純性だとブッシュが2個に皿型の座金が3枚付いていて、シャシ側のマウントを挟む構造になっている。
シャシ側のマウントと座金はショックのシャフトに対して大き目の穴になっていて、画の座金がシャシ側のマウントに嵌って締め込まれたブッシュでシャフトの位置決めがされている。ブッシュがヘタってくるとこの座金とマウントがガタついて、摩耗してきたり振動で割れてきたりするのだと思う。
補強のワッシャーを使う場合は画の座金は使わずに、補強のワッシャーで位置決めされる事になる。
とりあえず黒塗りしておく。
補強のワッシャーでシャフトの位置決めされる訳だが、動きはどうなるんだろうか?・・・と思ったが、微妙にガタがあって十分動く事が分かった。
この部分が動かないと、ダンパーのシールに無理な力が掛かって破損の原因になる。
上下の座金は再使用したが、ブッシュは交換しておいた。
下廻りを見ていたら、リアのプロペラシャフトのユニバーサルから錆びの粉が出てるのに気がついた・・・
ユニバーサルのベアリングが一つ駄目になってる様だ。仕方がないので交換する事にした。
クリップ外して片側に押してやる。圧入はそれ程きつくないので、万力でもいける。サービスマニュアルは万力でやる事になっている。
片側に押し出したら万力で摘まんでハンマーで叩いて抜く。
多分シールが駄目になって水が入ったのだろう。
過酷な使い方はしているが、やはり古くなっているので樹脂やゴムのパーツ類は劣化してくるのだろう。思えばこの一年で修理補修した部分の多くは、樹脂やゴムパーツの部類だった。
ユニバーサルジョイントは3千円程度だた。ついででプロペラシャフトのスプラインのブーツも交換した。
バリが気になったが、ヘタに取るとバランス崩れそうなのでやめたw
組付けはスパイダーを中に入れておいて、ベアリングのスリーブを押し込んでやればいい。
シールとリップにはスーパーグリースCを塗っておく。
水に浸かる機会が多いので、リアのホイルシリンダーはカップキットを交換しておいた。
カップの摺動面は問題ないが、ピストンとシリンダーの摺動面は若干腐食していた・・・
ブレーキの消耗が早くなった。タイヤがノーマル比で10%径が大きくなっているので、効きが悪くなった分、余計にブレーキを踏んでいるのかもしれない。
フロントのパッドも交換したかったが、予定外のユニバーサルジョイント交換があったので、もうしばらく様子を見る事にした。
25年経っていて走行距離も19万㎞に近づいてきた。まだ調子よく走るが、当分あちこち直しながら乗る様だろう。まあ、それも面白いからいいかw