2022年7月21日木曜日

JA22とJA11のフロントデフの違い

自分で使ってるJA22Wジムニーはリアに電磁デフロックを入れたが、これが案外使えるので、今度はフロントにも入れてみたいと思った。キングピン廻りをそろそろOHしたいので、使える電磁デフロックを探してみた。
ET207ならばリングギヤのボルトが8本なので、スプラインが22のものを選べばいいのかと思っていた。
しかしET207-22はJA11とJB23の初期型には使えると書いてあるが、JA22については書かれていない・・・売ってるところにも聞いてみたがJA22については確認してないから分からないとの事だった。
ならばJA11のフロントデフを入手してJA22と比較してみた。

結論から言うとJA22はサイドベアリングの取り付け幅が広くてET207-22では対応できないであろう・・・
JA22でサスがコイルスプリングに代わったが、その時フロントのデフはレイアウトが変更されて取り付けがそれまでの逆さにになった。急ごしらえで変更したためか、JA22だけデフ玉の形状が違ってしまったのだろうか?

JA22のリングギヤはやたら分厚くて、無理くりピニオンをオフセットさせたみたいな作りになってる。

JA11は、まあ普通な感じ。
JA22はデフキャリアも当然でかくなって、ちょっと重い。

ふと思ってDA62WエブリィのリアデフとJA11を比較してみた。

デフ玉の寸法は両者ほとんど同じみたいだ。DA62Wも8本ボルトで22スプライン。

デフキャリアの形状もほとんど同じだった。
エブリィはDA62とDA64は流用が効くので、エブリィのリアデフにET207-22の電磁デフロックは入れる事ができそうだ。ちょっと面白い事が分かったw

7/27追記
エブリィのリングギヤは8本でなく10本でした。数え間違えてましたw

10本ボルトだとET206になって、エブリィに使うならET206-22が使えると思われる。
JB23後期型のフロント用で純正シャフトを使うタイプになる。